おおいぬ座




オリオン座の左下(南東)にあり、オリオン座を追いかける
ように南東の空に昇ってきます。

おおいぬ座が見られるのは
10月下旬…4時頃の南の空
12月下旬…0時頃の南の空
2月下旬…20時頃の南の空


おおいぬ座の話

ギリシャ神話では狩人オリオンの猟犬や月の女神アルテミスがつれていた
犬といわれています。このおおいぬの口元に輝く明るいシリウスは、ギリ
シャ語で「輝くもの」「焼き焦がす」という意味で、夏至の頃、太陽がこ
の近くに輝き暑い夏をもたらすことから名づけられたといわれています。
シリウスは青白く、ときには太陽の影響で少し赤み帯びて見え、日本では
「大星」「青星」といわれます。   

(「都会で星空ウォッチング」小学館より)