オリオン座




11月下旬から1月上旬までは宵から明け方まで空にあり、
明るい夜空でも見つけやすい星座です。

オリオン座が見られるのは
12月中旬…0時頃の南の空
1月中旬…22時頃の南の空
2月中旬…20時頃の南の空


オリオン座の話

ギリシャ神話で、海神ポセイドンの子として生まれた狩人オリオンは
クレタ島で月の女神アルテミスに仕え、狩りを楽しみます。
しかし、狩りの腕前を自慢するあまりに大地の女神ガイアの怒りに触れ、
女神の送った猛毒のさそりの針に刺されて死んだといわれています。
そのため、星座になってもオリオンはさそりが怖くて、同じ空には出てき
ません。南半球の高緯度地域でない限り、オリオン座とさそり座が同じ星
空に同時に見ることはできないのです。
(「都会で星空ウォッチング」小学館より)