忘れ雪




題名にひかれて、つい手に取った一冊です。

結構分厚い本で、ちょっと買うのをためらったのですが、でも、1日で

読み終えてしまいました。

話しの魅力は・・・・

作家の傾向で、ちょっぴりミステリアスな一面もあるのだけど、でも、

この作品は、この作者にしては珍しく、とっても切ないラブストーリーなのです。

そんな作家が書いた愛のかたちは、なんだか、とっても純粋で

読み終えたときに、胸の底がじ〜んとなって、言葉にはできない想いでいっぱいになります。

題名の”忘れ雪”が一体何なのかわかったとき、私は、何年間も想い続けているあの人に

・・・・・逢いたい・・・・・

と思ってやみませんでした。

この世に神様がいるのなら、

きっと私のもとにも”忘れ雪を・・・”

そして、あなたのもとにも・・・☆