映画



今までに観た選りすぐり5つを紹介します。ミニシアター系が多いです。
大作は娯楽性が高いのですが、単館映画は奥深いものが多いので心に染み入ります。
メジャーな映画に飽きたという方、オススメです。



「ボーイズ・ドント・クライ」

ヒラリー・スワンク主演です。主人公の青年ブランドンはバーで刑務所帰りの
ジョンと意気投合し、仲間として受け入れられます。同時にラナという恋人もでき
彼は人気になっていくのですが、ある事件をきっかけに本当は
「女」だという秘密が暴かれてしまい・・・。性同一性障害の青年の悲劇の実話です。
「男」を演じたヒラリー・スワンクはこの作品でアカデミー賞の最優秀主演女優賞を
受賞しました。最近でも、ミリオンダラー・ベイビーで2度目の受賞をはたしているので
知っている方もおられるのではないでしょうか。いろいろ考えさせられる映画です。




「バッファロー'66」

ヴィンセント・ギャロ主演です。刑務所から出所したビリーは、母親に「妻を連れて帰る」
と嘘をついてしまいます。困ったビリーは偶然いた少女レイラを拉致し、
両親の前で妻を演じるよう脅迫します。そして家へ帰るのですが・・・。
最初はビリーの傍若無人っぷりにやられますが、じょじょにかわいくみえてきます。
実は不器用なだけなので。こころ温まる映画です。




「ボーリング・フォー・コロンバイン」

マイケル・ムーア監督のドキュメンタリーです。
ドキュメンタリーはおもしろくなさそうと思っていたので手をつける気にすら
なっていなかったのですが、深夜にテレビ放送していたので観てみると
これがなかなかおもしろいものでした。アポなし取材なので取材される人間は
言葉を用意しておらず、しどろもどろなのがまたリアルです。
今回のテーマは「銃規制」。ライフル協会会長へインタビューしたり、コロンバイン高校
銃乱射事件の少年達が銃を購入したディスカウントショップ本社へ乗り込み、交渉したりと
さまざまなことをしています。テンポがよくおもしろいドキュメンタリーです。




「ミリオンダラー・ベイビー」

最初に紹介した「ボーイズ・ドント・クライ」のヒラリー・スワンク主演です。
ボーイズ〜で好きになったので、友人と試写会で観ました。
貧乏な女性ボクサーのマギーは、名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願するも
断られます。しかし、彼女は諦めず何度もジムに通います。根負けしたフランキーは彼女を
弟子とみとめ、彼の指導のもとマギーはみるみる上達し、チャンピオンをねらえる
ほどになります。が、試合中に悲劇がおこり・・・。
前半はサクセスストーリーです。後半は一変して重々しい雰囲気になります。
ヒラリー・スワンクの演技は見事というほかありません。




「チャーリーズ・エンジェル」

キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューが主演です。
他の4つはどちらかというと暗い雰囲気なので、最後は明るいものを紹介します。
この映画はストーリーとか演技とかじゃなく、とにかく笑えます。
くだらないけど笑ってしまいます。きれいな顔して、さまざまなことをしてくれるので
よけい笑ってしまいます。ストーリー展開もテンポよくすすみ観るのに疲れません
続編で、「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」があります。
こちらも同様おもしろいです。映画館で笑いをこらえるのに必死になりました。




興味を持つものはありましたでしょうか。
借りたいものがみつからなければ参考になさってみてください。






top