ほのぼの絵本

『さんぽのしるし』

五味太郎 作・絵 (福音館書店 1986)

うさぎさんが散歩をする途中で様々なしるしを発見します。
そのしるしがどんな意味なのかをうさぎさんと
考えながら読んでいく、という絵本です。
短くて文字も少ないのですがとにかく 五味太郎さんの絵が
かわいいのであったかい気持ちになれますよ。



『がまんだがまんだ うんちっち』

梅田俊作・佳子・海緒 作・絵 (岩崎書店 1981)

題名の通り、小学校1年生のみおくんが学校の帰りに
トイレに行きたくなり必死でがまんする 姿を描いたお話です。
結局みおくんはどこのトイレにも行けず河原で 用を足してしまうのですが、
そのことをみおくんから聞いたお母さんが言うセリフが素敵なのです!
気になる方は是非読んでみてくださいね。
ちなみにこのお話は実話で、みおくんのご両親が描いた絵本だそうです。
愛情がつまってる感じがしますね。



『うみをあげるよ』

山下明生 作・村上勉 絵 (秋書房 1984)

ワタルくんが飛ばしてしまった青いタオルを、2匹のカエルが
海と勘違いして泳いだり釣りをしたりする、 する、可愛いファンタジーです。
タオルがないと眠れないワタルくんはタオルを探しに行くのですが、
2匹のカエルの楽しそうな様子を見て、タオルをあげる決心をします。
読み直してみて、小さい時にどうしても手放したくなかった物って
気が付いたらなくても平気になってるんだな、と思いました。
完璧タオルを海と勘違いしてるカエルがおかしいくてかわいいです。