私は基本的にエッセイとかは読みません・・・
たいていサスペンスものとかファンタジーとかばっかりなので
あまり参考にならないかも・・・(^_^;)








サスペンス・ファンタジーといえばまずこの方、

宮部みゆきさん

この方の本は本当に面白いです!
「蒲生低事件」、「レベル7」、「魔術はささやく」、「模倣犯」
などなど読まれた方も多いのではないでしょうか。
これらのサスペンスだけでなく
「ドリームバスター」、「ブレイブストーリー」
などのファンタジーも書いておられます。
物語の設定の仕方がうまくて、こっちが自然とひきこまれます。
「龍は眠る」、「クロスファイア」
などは超能力者が主人公のお話ですが、
超能力を持つ主人公の苦悩とかも描かれていて
とても読み応えがあります。
「本所深川御伽草紙」、「震える岩」、「初ものがたり」
などは江戸時代を舞台とした短編集・長編です。
物の怪の話や殺人事件、超能力、人情ものなど登場人物も話もさまざまです。
この時代の様子が細かく描写されているので、
堅苦しくなくておもしろく読めます。
映画化やテレビ化されたものも多いですよね。








次にご紹介したいのが

森博嗣さん

知っている方は少ないと思われますが;;
この方の書かれる推理小説は大変おもしろいです。
哲学的なことも書いてあるのでよく理解するのに苦労しますけど。
「全てがFになる」 が代表作で、同じシリーズで
「今はもうない」、「封印再度」、「有限と微笑のパン」
などなど多くの本を出版されています。
トリックがよく出来ていていつも驚かされます。
はまったら一気に読んでしまいたくなる小説ばかりです。







サスペンス・ファンタジーからは外れますが、

新堂冬樹さん

の書かれた「忘れ雪」という本は
本当に忘れられません。
「泣けるよ」と友達に薦められて早速本屋で購入して読んだのですが…
今まで活字で泣くことなかったのですがこれは心の底から泣きました。
読み出したら本当にとまらなくなって一気に読みました。
途中に一回泣きそうになったのを耐えたのですが
ラストはもう涙で本が読めませんでした…;;
切ない恋物語です。
泣きたい人、感動したい人にはぜひお勧めです。







またサスペンスに戻りますが…

有栖川有栖さん

こちらも知っている人そんなにいないかもしれませんが;;
「英国庭園の謎」、「ロシア紅茶の謎」、「スウェーデン館の謎」
などの国名シリーズ(短編集)や
「44番目の密室」、「朱色の研究」、「ダリの繭」
などの長編シリーズもあります。
シリーズの主人公は有栖川有栖という
自分と同じ名前にしているところがおもしろいです。
短編集では読者に犯人を見つけるよう
挑戦状なんかもページにつけてたりして楽しめますよ。







ファンタジーとはちょっと違うかもしれませんが…

夢枕獏さん

の書かれる「陰陽師」シリーズ
は、安倍晴明好き・陰陽師好きな方にはお勧めです。
私はNHKでやっていた「陰陽師」を見て
安倍晴明が大好きになったので買い始めたのですが
文章が独特で平安っぽいイメージが味わえます。
難しい書き方はしていないのですごく読みやすいし
晴明と博雅(晴明の親友)のやりとりは読んでいておもしろいし
考えさせられます。
陰陽師は映画もお勧めですよ。