七色いんこ




代役専門の天才役者にして泥棒というちょっとなぞを背負った人物を主人公にした犯罪活劇です。 七色いんこは、代役専門の天才役者で実は泥棒です。 観客から盗みを働くのを劇場と劇団が見逃すことを条件に、どんな代役でも引き受けて見事に演じのけるのです。 そんな彼に恋心を抱きつつも、彼を捕えようとしつこく追い回すのが、女刑事の千里万里子でした。 そこに、いんこにも劣らぬ演技力を持つ犬の玉サブローが絡んで、世界を舞台に、数々の演劇を下敷きにしたストーリーが展開します。 いんこには秘密があり、最終話でそのすべてが明らかになります。