最終更新1999年10月9日
人間発達基礎論科目の授業内容
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人間発達基礎論
教育哲学
(山崎英則)[1年次後期,2単位,必修]
平成11年度は開講しない。
教育哲学演習
(山崎英則)[4年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- ドイツの教育哲学者の第一人者であるシュプランガーを選び,彼の代表的な著作を原書でひもといていく。ドイツ語を読解することのできる能力と彼の文化哲学的教育学の理解を目標としている。
- 【授業計画】
- 1 シュプランガーの生涯
- 2 シュプランガーの生涯の中での『郷土科の陶冶的価値』及び『生まれながらの教育者』の位置づけ
- 3 シュプランガーの『郷土科の陶冶的価値』の輪読・解説及び『生まれながらの教育者』の輪読・解説
- 4 同上
- 5 同上
- 6 同上
- 7 同上
- 8 同上
- 9 同上
- 10 同上
- 11 同上
- 12 同上
- 13 同上
- 14 同上
- 15 まとめ
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 原書の輪読・解説
レポートの提出
- 【教科書,参考文献等】
- 『シュプランガー全集全11巻』
山崎英則著『シュプランガー教育学の基礎研究』
山崎英則編著『シュプランガー教育学へのいざない』
山崎英則他編著『シュプランガーの教育学・倫理学・宗教学に関する研究』
教育史学
(山崎英則)[2年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 教育史を西洋に求め,その教育思想的な流れに焦点を合わせ,それらについて理解していく。とりわけ,興味を覚えた教育思想家に出会った場合,その人物の代表的な書物をひもとき,徹底的に研究し,それらの内容を発表していく機会を設ける。
- 【授業計画】
- 1 古代,中世の教育思想とその時代
- 2 近代の教育思想とその時代
- 3 コメニウス,ルソーの教育思想
- 4 ペスタロッチの教育思想
- 5 フレーベルの教育思想
- 6 ヘルバルトの教育思想
- 7 現代の教育思想とその時代
- 8 モンテッソーリの教育思想
- 9 シュプランガーの教育思想
- 10 シュタイナーの教育思想
- 11 デューイの教育思想
- 12 ニイルの教育思想
- 13 ロシア(ソビエト)の教育思想
- 14 クルプスカヤ,マカレンコ,ヴィゴツキーの教育思想
- 15 第三世界の教育思想
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 講義形式
発表形式
レポートの提出又は試験
- 【教科書,参考文献等】
- 山崎英則,徳本達夫編著『西洋教育史』(ミネルヴァ書房)
山崎英則編著『シュプランガー教育学へのいざない』(近代文芸社)
その他。
教育社会学
(西根和雄)[3年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 現代学としての教育社会学は,現代社会における教育と社会の関係を研究する学問である。従って,その研究領域は,学校社会学から青少年・成人社会学まで,非常に広範にして多岐にわたっている。この広範多岐な研究領域の中から以下にあげる研究領域をとくに教育社会学の基本問題として取りあげる。
- 【授業計画】
- 1 教育社会学の研究領域
- 2 子どもと遊び
- 3 遊びの古典理論
- 4 教育の現状とオープン化の要請
- 5 オープン・エデュケーションの評価研究
- 6 M.ウェーバーの官僚制理論
- 7 M.ウェーバーの大学論
- 8 大学教師の形成過程
- 9 知識人の変遷
- 10 知識人の定義と類型
- 11 生涯教育論の成立と背景
- 12 生涯教育と生涯学習の違い
- 13 地域社会と教育
- 14 学習社会としての地域社会
- 15 前期末試験
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 講義形式で行う。
定期試験の成績とレポート内容,及び出席状況により総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- テキスト:西根和雄著『新装版現代社会と教育−教育社会学の基本問題』(ぎょうせい)1997年。
基本文献:講義の中で随時紹介する。
教育方法学
(庄井良信)[2年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 思春期(青年期)における発達の病理・障害・擾乱の実態を,マクロな社会現象と,ミクロな深層現象の織成すintertextとして把握し,その治療,予防,教育実践の在り方を,具体的,臨床的に考察する。
- 【授業計画】
- 1 思春期の臨床教育学−アレる身体・キレる心
- 2 見える“acting-out”から見えない“acting-out”へ
- 3 登校拒否・不登校を考えるT−A君の旅立ち
- 4 登校拒否・不登校を考えるU−もう一つの学校
- 5 登校拒否・不登校を考えるV−支援システムの構想〈教育相談から“knotwork”&物語療法の展望へ〉
- 6 仮想・教育相談室−活動システムの構想&質疑
- 7 いじめの臨床教育学T−自殺遺書のdiscourse分析
- 8 マクロ現象としてのいじめ−能力主義の暴走から
- 9 ミクロ現象としてのいじめ−自我の危機から
- 10 仮想・教育相談室−いじめの小総括&質疑
- 11 アレる×キレる実態への“clinical intervention”
- 12 〈神戸児童殺傷事件〉を解読する−精神医学的解釈と教育学的解釈,その実践への結晶
- 13 受容と共感と〈父親・金属バット殺傷事件〉
- 14 期末試験
- 15 答案返却と講義の総括
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 現代における典型的な実践事例文献やVTR記録にもとづく分析を,物語的,対話的,臨床的に遂行する。期末試験の結果を中心に,授業参加を勘案し,総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 庄井良信『自分を愛する心』新読書社(近刊)
教育行政学
(岡本 徹)[3年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 国民の教育を受ける権利をいかに保障していくかが教育行政の大命題である。この命題の下に,いかなる法制によって教育という営みが行われているのかを中心として本講義を進めていきたい。普段より,身の回りの教育の話題に対して興味を持ち,それについての自分の考えを整理しておいてほしい。
- 【授業計画】
- 1 教師を目指すあなたへ
- 2 概念整理:国と地方公共団体の法体系
- 3 概念整理:学校とは
- 4 概念整理:公教育とは
- 5 公教育制度の根本原理:「教育を受ける権利」と「教育の機会均等」
- 6 公教育制度の基本原理:「義務性1」
- 7 公教育制度の基本原理:「義務性2」
- 8 公教育制度の基本原理:「無償性」
- 9 公教育制度の基本原理:「中立性」
- 10 教師の服務規律
- 11 教師の研修
- 12 文部省
- 13 教育委員会
- 14 文部省,教育委員会,学校の関係−地方分権と規制緩和の中で−
- 15 中央教育審議会答申−これからの教育はどう変わるのか−
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 講義形式で行う。
定期試験の成績と出席状況により評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- テキスト:『解説教育六法 1999年版』三省堂
過年度版及び他社の教育六法をすでに持っている人は購入の必要はありません。
女性教育論
(葛原生子)[4年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 私たち女性の教育について,歴史的過程及びその意味をふりかえると共に,男女共同参画社会に向けた現代の女性教育について,その基本的考え方と実践について学習する。
- 【授業計画】
- 1 授業のオリエンテーション
- 2 女子教育の歴史
- 3 「良妻賢母」教育について
- 4 「女子大学」という存在
- 5 婦人教育:「婦人学級」を中心に
- 6 現代の女性教育
- 7 「教育とジェンダー」の視点
- 8 自分の形成過程をふりかえる
- 9 学校におけるジェンダー・フリーの取組:アメリカの場合
- 10 学校におけるジェンダー・フリーの取組:日本の場合
- 11 女性のエンパワーメントのための教育
- 12 女性センターの取組
- 13 フィールドワークの試み
- 14 フィールドワークの発表
- 15 まとめと評価
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 主として講義形式で行う。
レポート及び定期試験の成績と出席状況により,総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 教科書は特になし。
参考資料を授業毎に配布する。
学習心理学
(中谷 隆)[1年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 学習するということが人間の心理発達にどのように関わっているか,他の動物との比較を通して,その特殊性と諸相を考えてみる。ねらいは,人間を相対化してみる視点を養うことと,人間の発達にとって学習のもつ意味を理解させることにある。
- 【授業計画】
- 1−2 動物の発生形態(就巣性,離巣性)と中枢神経系の成熟
- 3 人間の発達上の特殊性と学習のもつ意味(総論)
- 4−5 新生児・乳児の学習実験の成果
- 6 人間の基本となる学習過程(循環モデル)
- 7 自己効力感と循環モデル
- 8−9 循環モデルからみた母子相互作用と愛着の発達
- 10−13 学習(認知)内容とその変容にみる幼児期の心理発達の諸相
- 14 思春期以降の自己概念の発達と循環モデル
- 15 再び,人間の発達上の特殊性と学習のもつ意味(まとめと結論)
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 質疑応答を時々導入しながらの講義形式。後期末試験の成績で評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- なし
学習心理学演習
(中谷 隆)[4年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 知識の表象,習得,活用に関する内外の学術関連論文を読んで,内容について批判的に検討する。
- 【授業計画】
- 1−5 知識の表象
- 6−10 知識の習得
- 11−15 知識の活用
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 質疑応答を中心とするゼミ形式。授業での発言内容と出席状況を評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 適宜,自選した論文をプリントして演習材料にする。
学習心理学実験
(中谷 隆)[3年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 学習心理学に関わる実験法や調査法,ならびに結果の統計的分析と結果の整理の仕方に習熟することを目標とする。
- 【授業計画】
- 1−2 数量について
- 3−4 図表作成上の注意
- 5−6 偏差値から個人差を理解する
- 7−8 データの統計的比較
- 9−10 クロス集計の分析
- 11−12 平均値の差の検定
- 13−14 回帰と相関
- 15−16 分散分析
- 17−18 多変量解析
- 19−20 質問紙調査法
- 21−30 学習心理学関係の実験ならびに調査の実施と発表
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- テキストを使った演習形式で,毎時間,練習問題を課す。最後の実験・調査の実施とその結果の発表内容を評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 「児童生徒理解の統計法」(岩井 著)
教育心理学
(中谷 隆)[2年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 認知心理学の視点から人間の情報処理の特徴を理解させ,人間の自然な知識習得の形態は自己学習にあり,teachingとは本来それを援助する意味であることを理解させる。そしてそのための学習援助技術とはどうあるべきかを考えさせる。
- 【授業計画】
- 1 情報処理とは
- 2−6 思考の発達にみる人間の情報処理の特徴
- (1) 動作・イメージのもつ意味
- (2) 言語・概念のもつ意味
- (3) 法則・論理のもつ意味
- 7−12 記憶の過程にみる人間の情報処理の特徴
- (1) 記憶のシステム
- (2) 体制化のもつ意義
- (3) 意味の理解と知識習得の過程
- (4) 同化と調節の過程
- 13 思考力とは
- 14 古くて新しい教授法論争
- (1) 形式陶冶と実質陶冶
- (2) 発見学習とプログラム学習
- 15 思考力を伸ばす教授法とは
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 講義形式で行うが,毎時間,授業内容に関する質問と感想を提出させる。評価は後期末試験と毎時間提出させる質問の内容を参考にして判断する。
- 【教科書,参考文献等】
- 「教室でどう教えるかどう学ぶか」(吉田・栗山 編著)
発達心理学演習
(猪木省三)[4年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 人間行動を理解するために必要な心理学的方法について概説する。
- 【授業計画】
- 1 受講ガイダンス
- 2 心理学研究法序説
- 3 心理学研究法序説
- 4 実験法
- 5 実験法
- 6 調査法
- 7 調査法
- 8 観察法
- 9 観察法
- 10 検査法
- 11 検査法
- 12 文献利用法
- 13 文献利用法
- 14 パソコン利用法
- 15 総括及び評価
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 演習形式で行う。
レポート及び試験の成績と出席状況により,総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 授業の中で指示する。
発達心理学実験
(猪木省三)[3年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 人間行動を理解するために必要な教育心理学における実験的研究の基礎を修得させる。
- 【授業計画】
- 1 受講ガイダンス
- 2 実験的研究法
- 3 論文・レポート作成法
- 4−5 精神物理学的測定法
- 6−7 幾何学的錯視
- 8−9 分散学習と集中学習
- 10−11 フィードバック
- 12−13 短期記憶
- 14−15 自由再生
- 16−17 授業の観察
- 18−19 テストの作成
- 20−21 評定法による評価
- 22−24 性格検査(質問紙法,作業検査法)
- 25−27 知能検査(個別式,集団式)
- 28−29 態度尺度の構成
- 30 総括及び評価
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 実験形式で行う。
レポート及び出席状況により,総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 授業の中で指示する。
乳幼児心理学
(猪木省三)[2年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 新生児・乳児期を経て,幼児期に至るまでの,さまざまな心的機能の発達を扱う。
- 【授業計画】
- 1 受講ガイダンス
- 2 乳幼児心理学研究法
- 3 身体・運動の発達
- 4 身体・運動の発達
- 5 感覚・知覚の発達
- 6 感覚・知覚の発達
- 7 思考の発達
- 8 思考の発達
- 9 言語の発達
- 10 言語の発達
- 11 自我の発達
- 12 自我の発達
- 13 対人関係の発達
- 14 対人関係の発達
- 15 総括と評価
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 講義形式で行う。
レポート及び試験の成績と出席状況により,総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 授業の中で指示する。
児童青年心理学
(猪木省三)[2年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 人間の児童期及び青年期における心理的諸側面の特性や発達過程を学習させる。
- 【授業計画】
- 1 受講ガイダンス
- 2 児童・青年心理学研究法
- 3 身体・運動の発達
- 4 身体・運動の発達
- 5 感覚・知覚の発達
- 6 感覚・知覚の発達
- 7 思考の発達
- 8 思考の発達
- 9 言語の発達
- 10 言語の発達
- 11 自我の発達
- 12 自我の発達
- 13 対人関係の発達
- 14 対人関係の発達
- 15 総括と評価
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 講義形式で行う。
レポート及び試験の成績と出席状況により,総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 授業の中で指示する。
人間発達コースを対象とするクラスと他の学科・コースを対象とするクラスを別々に開講するので,原則として,該当するクラスで受講すること。
発達保健学演習
(藤本眞一)[3年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 疾病を予防し,健康を維持増進し,快適な生活を営むことを阻害する諸要因を探求する学問である疫学を中心に,保健学研究のデザイン,因果関係の判定,統計処理などについて考察する。
なお,1年次において発達保健学を受講していることが望ましい。
- 【授業計画】
- 1 演習の目的
- 2 健康と疾病の概念
- 3 健康指標
- 4 健康と疾病,異常の頻度
- 5 宿主・環境の要因
- 6 因果関係の判定
- 7 保健統計資料の活用
- 8 母集団と標本
- 9 標本抽出
- 10 統計処理−基本的統計量
- 11 統計処理−計量データ
- 12 統計処理−係数データ
- 13 統計グラフ
- 14 保健研究と社会,生命倫理
- 15 総括
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 課題による演習形式で行い,評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 教科書については開講時に指示する。教科書及びプリントを使用する。
発達保健学実験
(藤本眞一)[4年次前・後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 胎児期から高齢期に及ぶ発達・加齢段階における健康を維持増進し,疾病を予防し,快適な生活を営むために必要な方策について,種々の観点から,実験を計画し,考察する。
- 【授業計画】
- 1 実験の目的
- 2〜3 調査・研究の方法論
- 4 文献調査の方法
- 5 プレゼンテーションの方法
- 6 討論技法
- 7 実験テーマの選定
- 8〜15 実験テーマの検討
- 16〜20 実験テーマの調査・研究(フィールド・ワークを含む)
- 21〜25 調査結果の整理と討論
- 26〜30 発表と討論
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 課題による演習形式及び実験形式(フィールド・ワークを含む)で行い,評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- プリントを配布する。
小児保健学
(藤本眞一)[2年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 心身が急速に発達する小児期の特徴を知り,疾病を予防し,個々に応じた順調な発達を促し,発達段階に応じた生活を実践するための理論と方法について学習し考察する。
なお,1年次において発達保健学を受講していることが望ましい。
- 【授業計画】
- 1 小児保健の意義
- 2 小児保健統計と小児保健の現状
- 3 出生前後の保健−先天異常
- 4 出生前後の保健−周産期保健
- 5 成長と発達−成長
- 6 成長と発達−発達
- 7 小児期の栄養
- 8 小児の生活と健康増進
- 9 小児期の疾患−総論
- 10 小児期の疾患−アレルギー疾患
- 11 小児期の疾患−小児感染症
- 12 小児期の疾患−感染症の予防
- 13 不慮の事故と救急処置
- 14 小児保健・医療対策と福祉
- 15 総括
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 講義形式で行う。
定期試験及びレポート等により,総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
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成人保健学
(藤本眞一)[2年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 成人期は,生理機能・知力が充実して,最も生産的であるが,同時に生理機能の衰退が始まり,慢性疾患に罹患しやすくなる時期でもある。これらの特徴を知り,より健康に生活するための理論と方法について,母性保健を中心とし,労働衛生をも含めて学習し考察する。
なお,1年次において発達保健学を受講していることが望ましい。
- 【授業計画】
- 1 母性保健の意義
- 2 女性の身体と生理−女性生殖器
- 3 女性の身体と生理−ホルモンと月経
- 4 妊娠
- 5 出産
- 6 家族計画・不妊
- 7 女性の疾患
- 8 更年期保健
- 9 成人保健の意義
- 10 生活習慣病とは何か
- 11 生活習慣病の予防
- 12 労働衛生−作業環境管理,作業管理及び健康管理
- 13 労働衛生−健康保持増進,衛生教育
- 14 成人保健統計と成人保健の現状
- 15 総括
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 講義形式で行う。
定期試験及びレポート等により,総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 教科書については開講時に指示する。教科書及びプリントを使用する。
発達文化論(自然)
(藤井浩樹)[1年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
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- 【授業計画】
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- 【授業の方法,形態及び評価方法】
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- 【教科書,参考文献等】
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発達文化論(自然)演習
(藤井浩樹)[2年次前期,2単位,選択]
平成11年度は開講しない。
発達文化論(自然)実験
(藤井浩樹)[3年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
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- 【授業計画】
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- 【授業の方法,形態及び評価方法】
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- 【教科書,参考文献等】
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発達文化論(音楽)
(石井信生)[3年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 音楽を相互文化的な視点で捉え,人間の営みにおける文化活動としての音楽活動に関わる学習情報および学習援助の内容や方法などについて,主として幼児期の発達段階をふまえながら,考察する能力を身につけさせる。
- 【授業計画】
- 1 オリエンテーション
- 2 身のまわりの音を探し出すT
- 3 身のまわりの音を探し出すU
- 4 身のまわりの音を模倣するT
- 5 身のまわりの音を模倣するU
- 6 発見した音で作品を構成するT
- 7 発見した音で作品を構成するU
- 8 声音を発見して作品構成に用いる
- 9 音を視覚化する
- 10 音楽を視覚化するT
- 11 音楽を視覚化するU
- 12 音楽を視覚化するV
- 13 音楽を視覚化するW
- 14 創造的な音楽活動をする
- 15 期末レポート作成
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 授業は講義形式で行うが,その都度,音探しや音楽づくりなどに関する演習課題を課する。成績は,出席状況,授業態度,演習への取り組み状況,期末レポートによって総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 教科書は特定しない。毎週,演習課題を課するので,受講生はラジカセ(録音可能)などを準備しておくと好都合である。
なお,授業計画の各講義題目等は,受講生の理解度を勘案して,多少の伸縮があることがある。
発達文化論(音楽)演習
(石井信生)[4年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 「発達文化論(音楽)」の講義内容をふまえ,音探しと音の発見の概念に基づいた創造的な音具づくりまたは楽器づくりを体験させることによって,人間の各年齢層に応じた創造的音楽活動についての理解を深めさせる。
- 【授業計画】
- 1 オリエンテーション
- 2 音の特性と音高
- 3 創造的な音具と楽器
- 4 3音楽器の実験と制作
- 5 ストローフルートの実験と制作T
- 6 ストローフルートの実験と制作U
- 7 ジュース缶フルートの実験と制作T
- 8 ジュース缶フルートの実験と制作U
- 9 ジュース缶フルートの実験と制作V
- 10 アクリルリコーダーの実験と制作T
- 11 アクリルリコーダーの実験と制作U
- 12 アクリルリコーダーの実験と制作V
- 13 低音楽器の実験と制作T
- 14 低音楽器の実験と制作U
- 15 創作した楽器での合奏
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 授業は演習および実習形式で行う。成績は,出席状況,演習・実習への取り組み状況,創作(制作)楽器のできばえと鳴り具合などによって総合的に評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 教科書は特定しない。必要な資料は,その都度配布する。
なお,授業計画の各主題等,受講生の演習・実習の進捗状況を勘案して,多少の伸縮があることがある。
発達文化論(美術)
(安森征治)[3年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 幼児期,児童期,青年前期の造形表現の発達過程や,現代美術の動向などを,作品鑑賞を通して理解するとともに,生涯学習としての美術活動に人間が今後どう関わっていくべきかを考える。
- 【授業計画】
- 1 幼児の絵・作品鑑賞
- 2 小学校児童の絵・作品鑑賞
- 3 中学生の絵・作品鑑賞
- 4 後期印象派の人々 (1)VTR視聴
- 5 後期印象派の人々 (2)VTR視聴
- 6 後期印象派の人々 (3)VTR視聴
- 7 ピカソの生涯 (1)VTR視聴
- 8 ピカソの生涯 (2)VTR視聴
- 9 ピカソの生涯 (3)VTR視聴
- 10 現代美術の動向 (1)VTR視聴
- 11 現代美術の動向 (2)VTR視聴
- 12 現代美術の動向 (3)VTR視聴
- 13 ひろしま美術館見学
- 14 広島市現代美術館見学
- 15 総括と評価
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 作品鑑賞(実物作品,VTR視聴,美術館等)及び討論形式
レポート,鑑賞(視聴)メモの提出,出席状況により評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 画集,VTR,論評等
発達文化論(美術)演習
(安森征治)[4年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 生涯学習としての美術活動に人間が今後どう関わっていくかを,それを享受する立場と表現する立場にたって考えるとともに,鑑賞と制作をとおして,その多様性と自由性を理解する。
- 【授業計画】
- 1 現代美術を考える (1)VTR視聴
- 2 現代美術を考える (2)VTR視聴
- 3 現代美術を考える (3)VTR視聴
- 4 立体領域の作品制作(1)
- 5 立体領域の作品制作(2)
- 6 立体領域の作品制作(3)
- 7 立体領域の作品制作(4)
- 8 立体領域の作品制作(5)
- 9 作品鑑賞と評価
- 10 平面領域の作品制作(1)
- 11 平面領域の作品制作(2)
- 12 平面領域の作品制作(3)
- 13 平面領域の作品制作(4)
- 14 作品鑑賞と評価
- 15 まとめと評価
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 鑑賞と作品制作
レポート,鑑賞メモの提出,作品の提出,出席状況により評価する。
- 【教科書,参考文献等】
- 画集,VTR等
発達文化論(スポーツ)
(中瀬古 哲)[3年次後期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 余暇を充実させる文化活動としてのスポーツ活動に関わる学習情報及び学習援助の内容,方法,社会システムのあり方(社会体育=地域スポーツ活動のあり方)について考察する。
- 【授業計画】
- 1 受講ガイダンス
- 2 地域スポーツの「目的」
- 3 地域スポーツの「内容」
- 4 地域スポーツの「指導」
- 5 「自主クラブ」とは何か
- 6 地域スポーツの担い手
- 7 地域スポーツ活動の拠点としての「施設」
- 8 地域スポーツの「組織論」
- 9 地域スポーツの振興計画
- 10 地域スポーツの「実務」
- 11 実践記録検討(1)
- 12 実践記録検討(2)
- 13 地域スポーツ行政
- 14 地域スポーツと「スポーツ権」の思想
- 15 学習のまとめ(レポート)−社会体育の現状と課題−
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 授業は,演習形式で行う。テキストの要約・報告・問題提起及び集団討論の組織を個人或いはグループに課す。評定は,学習のまとめとして作成するレポートによって行う。
- 【教科書,参考文献等】
- 《テキスト》森川貞夫編著「地域スポーツ活動入門」大修館書店
《参考文献》森川貞夫編著「地域に生きるスポーツクラブ」国土社
発達文化論(スポーツ)演習
(中瀬古 哲)[4年次前期,2単位,選択]
- 【授業の目標】
- 「発達文化論(スポーツ)」の教育内容をふまえ,地域・学校(広島市近郊)の施設やカリキュラムを調査・分析することによって,地域スポーツ活動の今日的課題を理解し,その解決に必要な基礎的力量を養う。
- 【授業計画】
- 1 受講ガイダンス
- 2 学外調査(1):広島のスポーツ振興計画(1)
- 3 学外調査(2):広島のスポーツ振興計画(2)
- 4 学外調査(3):広島のスポーツ施設(1)
- 5 学外調査(4):広島のスポーツ施設(2)
- 6 学外調査(5):広島のスポーツ施設(3)
- 7 学外調査(6):広島のスポーツ施設(4)
- 8 学外調査のまとめ(1)
- 9 学外調査のまとめ(2)
- 10 広島スポーツ情報マップの作成(1)
- 11 広島スポーツ情報マップの作成(2)
- 12 広島スポーツ情報マップの作成(3)
- 13 広島スポーツ情報マップの作成(4)
- 14 広島スポーツ情報マップの作成(5)
- 15 学習のまとめとレポート提出
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 授業は,前半:フィールドワーク(学外調査),後半:インターネット上の情報マップの作成を行う。評定は,情報マップと学習のまとめとして作成するレポートによって行う。
- 【教科書,参考文献等】
- 《テキスト》森川貞夫編著「地域スポーツ活動入門」大修館書店
《参考文献》森川貞夫編著「地域に生きるスポーツクラブ」国土社
発達文化論(スポーツ)実習
(中瀬古 哲,若林文子)[1年次後期,1単位,選択]
- 【授業の目標】
- 「体育(三角)座り」に象徴される「閉ざされた身体」「物言わぬ身体」を,開放し耕すことを主眼とした「体操」や「表現運動」を通して,自分自身の身体を見つめ直すとともに自己表現の手段としての舞踊の基礎を習得し,教育・福祉のための「スポーツ観」「身体観」の基礎を培う。
- 【授業計画】
- 1 受講ガイダンス
- 2 基本運動・身体ほぐしのレッスン1
- 3 基本運動・身体ほぐしのレッスン2
- 4 模倣・民舞
- 5 動きの発見1・民舞
- 6 動きの発見2・即興表現
- 7 動きのスケッチ1
- 8 動きのスケッチ2
- 9 小作品の創作・四単位形式
- 10 A単位の動きの構成
- 11 B単位の動きの構成
- 12 C単位の動きの構成
- 13 D単位の動きの構成
- 14 小作品の発表と鑑賞
- 15 学習のまとめとレポート提出
- 【授業の方法,形態及び評価方法】
- 体育館での実技実習を中心に行う。評定については,レポート,実技テスト,出席状況により総合的に行う。
- 【教科書,参考文献等】
- 《参考文献》
久保 健編著「からだ育てと運動文化」大修館書店
中森孜郎「日本の子どもに日本の踊りを」大修館書店
野口三千三「原書生命体としての人間」三笠書房
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